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   ■アメリカで妊娠・出産ガイド■


出産して30分後にはベビはわたしの腕の中でおっぱいを飲んでいました。 
それから2時間後、わたしとベビは出産した部屋を出て、入院用の部屋に移りました。 
出産後 足がふらふらしていたので車椅子まで移動するのも一苦労な状態でした。 

一人部屋を希望していましたが、あいにく満室のようで2人部屋になってしまいました。 
一人部屋は帝王切開の人や問題のある人優先なので 超!安産のわたしは 
二人部屋に決定されてしまいました。 

結局、もう一つのベットには誰も入ってこなかったので2人用の病室を一人で使えて 
ラッキーでした。 

部屋に着くと ナースがトイレの仕方を説明してくれました。歩くのもふらふら状態のわたしは
正直『トイレの仕方なんか後にしてよー』と思いましたが、気合でトイレまで歩きました。 

出産後、わたしは切開していたし、出血あるので普通にトイレは出来ません。 
なのでボトルを使ってトイレをしないといけないのです。 

まず、用を足したら ナプキンをパンツに着けます。そのあと 水の入ったボトルを使い 
尿をキレイに洗い流します。そしたら消毒用のスプレーを吹きかけて、そっとトイレット 
ペーパーで叩くようにして水分をふき取ります。最後にナプキンに消毒されたガーゼのような 
ものをひいて 終わりです。出血が最初は多いのでナプキンは2枚使うように言われました。 

産後、わたしにとってトイレはかなりめんどくさいものになってしまいました。 
いつもの倍は時間がかかりましたが 黴菌でも入ったら大変!と思いめんどくさがり屋の 
わたしが 欠かさず消毒しました。 


パパが友達に電話を掛けまくって出産報告をしたため、わたしの病室にはたくさんの友達 
があつまってくれました。みんな『かわいい〜』『目が大きい』と言ってベビを抱きたがります。 

男の人は 赤ちゃんを抱くのは怖いようで 指でベビのほっぺをつんつんさしてみたり、 
そっと頭をなでたりしていました。やっぱり女の人のほうが積極的にベビを抱きたがります。 

日中はパパも友達もいて賑やかだったので ゆっくり休む時間はありませんでした。 
わたし自身も興奮していたので、時間があったとしても休めなかったと思います。 

夜になると友達はいなくなり、パパも夕ご飯を食べてすこし寝てくるよと言い家に帰って 
しまいました。明日の朝には戻ってくるといっていましたが、急にベビと二人っきりに 
なったわたしは不安になってしまいました。 

ベビが泣くけど 上手く授乳か出来ない・・・ミルクは足りているんだろうか?心配や不安が 
次々頭に浮かびます。ナースを呼んで授乳を手伝ってもらいます。でもベビはすぐおっぱい 
から口を離してしまいます。 

下半身も痛くなってきて 痛み止めの薬を貰って飲みます。本当に疲れて眠いのに 
ベビがすこしでも声を出すと起きてしまって眠れません・・。頼れるパパもいない今 
ベビの事も自分の事も全て 一人でしなければなりません。 

早く明日の朝になって!そう願う事しか出来ず わたしは一睡も出来ませんでした。 


朝にはパパが病室に来てくれ、退院の準備を手伝ってくれました。 
ベビはいろいろ朝から検査をされ、予防接種もしました。 

その間、わたしはBirth Certificateの書類を記入したり SSNの書類を記入したり 
日本国籍保留のための書類をドクターに書いてもらったりしていました。 

ベビが検査を終えて帰ってくると、ベビの小児科のドクターが来てくれ、ベビも診てくれました。
そして1週間後にアポイントメントを取りました。 
ベビのドクターはゆっくり話す感じのいい男の人でベビも優しく扱ってくれたので安心です。 

いよいよ退院です。 
ベビには用意しておいたお洋服を着せ、わたしも着替えました。 

パパが車を病院の玄関前まで持ってきてくれ、わたしはベビを抱いて車椅子に乗り玄関まで
行きました。 

すやすや眠るベビを真新しいカーシートに乗せ、2日前には2人っきりだったアパートに 
ベビを連れて帰ります。あの夜 家を出たままの状態の部屋は なんだか違って見えました 

今日から ベビとわたしとパパの3人暮らしが始まります。 
新しい生活はわたしにとって わくわくするものでした。 
これから3人力をあわせがんばって行きたいと思います。 

ベビはわたしたちの部屋、気に入ってくれるかな?